社会に適応しづらいパーソナリティ障害|クリニック受診で問題解消!

強い不安感を覚える傾向

医者と患者

A群、B群とは違い、他人との関わりに対して消極的になりやすいのがC群にカテゴライズされるパーソナリティ障害です。C群のパーソナリティ障害は、恐怖心や不安感から行動が抑制される事が顕著にあり、それぞれ回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害に分類されます。回避性パーソナリティ障害では、恥や失敗を恐れ、人との関わりや仕事を行うことを避ける傾向にあります。こうした事を聞けば、多くの人は内向的な人などの多くがこうした傾向にあるのでは、と考えるものですが、回避性パーソナリティ障害となれば失敗を犯してしまうことに強い恐怖心を感じるようになるので、単なる内向性の思考とは大きく異なるのです。責任もたなければならない物事を行う事に極度のプレッシャーを感じるようになるので、社会生活を行う上で多くの行動を阻害されるようになります。実生活でのさまざまな事柄に強いストレスを感じるので、うつ病などの二次障害に陥りやすいという面でも問題となるのです。

人との関わり合いによって成り立つ社会生活では、時に信頼する相手へ頼る場面も多くあるものです。しかし、何事を行うにしても相手の意見を聞かなければ強いに陥る場合は、依存性パーソナリティ障害を抱えている事が考えられるでしょう。依存性パーソナリティ障害である人は、自分一人しかいない状況や立場に強い不安感を覚える傾向にあります。自己評価が非常に低く、自分自身を信じる事がどうしてもできないため、相手の意見を参考にしなければ物事を安心して決める事ができないのです。相手への依存が高いので、依存される相手に対して鬱陶しがられるなどの問題が現れやすくなるので、対人関係においてしばしばトラブルが起きやすいのが特徴です。また、関係性が破綻することを恐れ、相手からの無茶な言い分を飲まざるを得ないといった事態も多くあるため、相手から財産や心身へ大きな負担を強いられる場合もあることが問題となります。

強い恐怖心や不安感に突き動かされ、極端な行動を行いがちとなるパーソナリティ障害として、強迫性パーソナリティ障害があります。強迫性パーソナリティ障害は、一見して身なりもキチンとしており、仕事や勉強、スポーツなどもそつなくこなす完璧な人物であるため、高い評価を得ることがあります。しかし、実際には心身に大きな負担を抱えていることが多くあり、ストレスから重篤なうつ病に罹りやすい精神傾向にあるのです。強迫性パーソナリティ障害となると、理想の自分となるためにすべての物事をきちんとこなさなければならない、という負担が常に心身に掛けられています。多くの人が適当にこなしている物事にすらこだわり、物事を中途半端な状態にすることを極端に嫌がります。一見して自分に厳しく素晴らしい人間となれるように思えますが、こうした厳しさは他人にもしばしば向けられるものとなります。誰かがうっかり戸を閉め忘れたところを見ただけで、激しい叱責を行うなどの極端な行動に出るので、周りの人も付き合いづらい人物として関わりを避けてしまうのです。仕事でもプライベートでも常に強い不安感を覚え、物事を正確に処理することに心を砕くので、自分でも気づかない内にうつ病を発症し生活が破綻してしまうことが多くあるのです。